「試験法441」に準じた衝突安全性

DAK式プレキャスト壁高欄は、NEXCOのSB種の壁高欄に対し、「試験法441」に準じ、重錘を用いて衝突安全性に関する試験を実施し、安全性を確認しています。


■衝突試験の概念図(左:台車、右:重錘)

衝突試験の概念図
※DAK式プレキャスト壁高欄では、重錘(右)で衝突試験を
 実施しています。
試験法441


■衝突条件として、DAK式プレキャスト壁高欄では、表の着色部の衝突前のエネルギー(kJ)で衝突試験を実施しています。

衝突条件 種別 衝突前の
エネルギー(kJ)

衝突角度

(度)
衝突位置
設計荷重相当 SS 6.5

90

・中央部
・端部
・橋軸方向接合部

SA 4.2
SB 2.8
SC 1.6
場所打ち壁高欄に
おける耐力相当

共通

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■DAK式プレキャスト壁高欄の衝突安全性確認結果

衝突条件 衝突位置 ひび割れの
有無
衝突後の
最大ひび割れ幅
(mm)
最大ひずみ
発生位置
判定
設計荷重
相当
中央部 無し ---- 載荷点直下の設計
断面①前面斜め筋
端部 無し ---- 載荷点直下の設計
断面②前面斜め筋
接合部 無し ---- 載荷点直下の設計
断面②前面斜め筋

場所打ち壁
高欄 における
耐力相当

中央部 有り 前面:0.15
背面:0.30
載荷点直下の設計
断面①前面斜め筋
端部 有り 前面:0.20
背面:確認されず
載荷点直下の設計
断面②前面斜め筋
接合部 有り 前面:0.20
背面:0.30
載荷点直下の設計
断面②前面斜め筋
DAK式プレキャスト壁高欄は、「試験法441」に準じた衝突試験を行い、上記の結果の通り、衝突安全性が証明されています。なお、本試験結果は、NEXCO総合技術研究所・橋梁研究室に既に提出済みです。
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