●プレキャスト壁高欄本体には、早強ポルトランドセメントをベースに、高炉スラグ微粉末を30%以上置換して、塩害に対する耐久性を向上させています。
また、コンクリートの設計基準強度は、40N/mm²です。
●高炉スラグ微粉末を混合することで、生コンクリートの流動性が促進され、緻密なコンクリートに仕上がるとともに、コンクリート表面も奇麗に仕上がります。
■フィックの拡散方程式を用いて計算したDAK式プレキャスト壁高欄の耐久性能として、コンクリート表面の塩化物イオン濃度C0(kg/m3)と耐久年数(年)との関係を示しています。
以上の結果から、DAK式プレキャスト壁高欄で100年の耐久性を確保するためには、例えば、塩害の厳しい環境として、コンクリート表面の塩化物イオン濃度がC0=7.0kg/m3であれば、コンクリートかぶりは62m以上確保出来ればいい事を示しています。