構造的特長
❶プレキャスト壁高欄に配置される鉄筋は、NEXCOの「設計要領第二集[橋梁建設編]第6章 支承及び付属物 5. 防護柵」の「表6-5-2 鉄筋の配置」に記載される本数と段数を配置すればいいです。
❷床版とプレキャスト壁高欄の接合は、❶に記した鉄筋配置を踏襲し、接合部のみをループ鉄筋継手としています。
❸プレキャスト壁高欄同士の橋軸方向の接合は、橋軸方向の連続性と面外(橋軸直角)方向のずれを 無くすため、孔あき鋼板ジベル(PBL)を用いて接合し、その接合部に高耐久なモルタルを充填して 一体化を図っています。
❹❶~❸の構造特性については、衝突試験「試験法441」に準じて、安全性を確認しています。
❶~❸の構造的特長を図化すると、以下のようになります。